怒りを原動力に変えて
2022/05/21
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
だんだん暖かくなってきましたね。
夜に窓を開けると涼しい風が入ってきて、
とても心地よい気分になります。
たまに、そのまま寝てしまうこともあるのですが💦
少しずつ、次の季節に向かっているような感じがしています。
最近、身近な方々とお話しする中で、
「怒り」について考えることがありました。
「怒り」という感情について、
どのようなイメージ・ニュアンスをもっているでしょうか?
おそらく、
ポジティブなイメージよりも、
ネガティブなイメージの方が強いのではないでしょうか?
「よく怒る人は嫌いだ。」
「イライラしててつい怒ってしまった。」
このように、
一般的に、怒ることは良くないこと、
のように捉えられるかと思います。
でも、怒りを感じることは、
本当に良くないことなのでしょうか?
私は、怒りの感情は大切なものだと思います。
怒りの原点には、
何かその人自身の強い思いがあり、
その思いが怒りという感情になってあらわれているのではないか。
そう考えているからです。
ただし、何かに怒りを感じることは大切ですが、
怒りを自分以外の誰かに向けても良い、
ということではないことを主張しておきます。
怒りには、
正しい使い方があると私は思っています。
怒りを、自分以外の誰かに向けるのではなく、
自分自身やあるいは社会に対して向けること。
それによって、
その人の人生が前に進んだり、
社会がより良い方向に向かうこともあると思うのです。
私自身のことで言うと、
私が自分の生き方を変えると決断した原点には、
自分自身への怒りがありました。
会社の都合や周りに合わせて働く中で、
流されて生きてきたことに気づき
自分は本当に情けない人間だな・・
と痛感しました。
ですがあの時、
本当に辛い思いをして、
今までの自分や自分の生き方に腹が立ったからこそ、
覚悟を決めて自分の生き方を変えるために
動き出すことができました。
今では少しずつ、
キャリアカウンセラーとして、
キャリア形成や新卒就活サポート、
理系の方に特化した転職相談なども
お受けできるようになりました。
だから「怒り」のような負の感情も、
使い方によっては人生を変える原動力になるのです。
自分や社会に対する怒りがあるからこそ、
なにくそ!と思って頑張れる。
あの時の怒りが風化してしまったら、
きっと自分は頑張れなくなってしまうでしょうね。
だからこそ、
当時の思いを忘れないように、
定期的に思い出せるような習慣づけもしています。
今日は、
怒りを原動力に変える
というテーマでお話ししました。
「小坂さんは全然怒らないから不思議だよ。」
と良く言われますが、全くその通りです笑。
今までに私が怒ったのは、
ほんの2〜3回だと記憶しています。
ただしそれは、自分を外側から見た時の話。
私の内側では、ギラギラと、
今の自分に対する怒りや、
社会の不条理に対する怒りが沸きおこっています。
怒りを原動力に変えて、
心の火を絶やさずに進んでいきましょう。
今日はここまでです!