自分の経験を財産に昇華させる。
2022/04/30
こんばんは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
新年度スタートの4月を終えて、
GWに突入しましたね。
今年のGWは長期休暇!
という方も多いようですが、
私も例にもれず、なんと9連休です!
会社の仕事を忘れてしまうのではないか
というほどの休みですが、
この間にやりたかったことを一気にやってしまおうと
わくわくした気持ちになっています。
最近は、
新卒就活向けの相談対応をする中で、
「志望していた企業から、内定をいただけました!」
というありがたい連絡をいただくことが
増えてきました。
本当に、
学生さんの人生のターニングポイントとなる瞬間に
私も立ち会わせてもらっているようで、
日々感動をいただいています。
先日、理系の学生さんからいただいた言葉で、
私にとって特に印象的な言葉がありました。
それは、
「製造業で研究開発職として働いている方に、
直接相談できてよかったです!」
「自分の働く姿が、具体的にイメージできました!」
というものです。
私自身、平日は会社員として働きながら、
休日を活用してキャリア相談にのっています。
そのため、例えば、
・製造業でのリアルな働き方、
・業界のトレンドやかかえている問題、
・研究開発職としてのキャリア形成の考え方、
こういったことに関する質問には、
私自身の現場感覚をもって、
ズバリお答えすることができます。
さらには、転職を経て、
・東証プライム上場の大企業、
・総勢50人程度のITベンチャー企業、
・創業50年を超える老舗中小企業、
など様々な環境で働いてきました。
こういった経験そのものが、
キャリア相談の場において
活かされているということを
あらためて学生さんに教えてもらった
ように思います。
もちろん私自身、
全てが思い通りのキャリアになっているかと言うと、
そういうわけではありません。
いろんな想定外のことがあり、
紆余曲折を経ながら、
自分で人生を選択して、切り開いてきたからこそ
今の自分があります。
キャリア選択の時に意識していたことは
ただ一点だけです。
それは、
過去の自分の経験を、どのように昇華させたら
周りの人のために役立てられるか、
ということ。
この視点だけは、大切に持ち続けています。
そういったことからも、
私は自分のキャリアを活かして、
特に理系・製造業の方に特化した
キャリアカウンセラーとして活動しています。
就職相談においては、
「会社のリアル、現場を知っているかどうか」
というのが、相談の質に深く影響すると私は思っています。
※製造業を経験していないカウンセラーの方を
悪くいうつもりは全くありません。
だからこそ、私は今のところ
会社員の研究開発職という
肩書きは捨てるつもりはありません。
研究開発職とキャリアカウンセラーとの2足のワラジ、
パラレルキャリアという生き方を貫いていきます。
会社員としても働き方も、
それはそれでやりがいのあるものですし、
その経験が積み上がって財産になると、
キャリアカウンセラーの方にも
良い影響を与えてくれますからね。
私はこれからも、
現場感覚のあるキャリアカウンセラーとして、
「働く」のリアルを本音で話すことを貫いていきます。
もしも今、新卒就活で壁にぶつかっていたり、
転職や働き方をかえようかとお悩みの方は、
お気軽にメッセージいただけると嬉しいです。
私と一緒にまず状況を整理して、
これをしたい!こうなりたい!
を空想で終わらせずに、
「実現」させるプロセスを一緒に作りましょう。
今日はここまでです!
海外旅行の楽しみ方
2022/04/24
こんばんは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近は、ロシア-ウクライナの戦争のニュースで持ちきりですね。
新型コロナの波が落ち着いたら、
海外旅行に行きたいなと思っていましたが、
まだまだ当分先の話になりそうです・・
そんな中ですが、
今日は海外旅行の楽しみ方ということで、
私なりの海外のでの旅のスタイルを
ご紹介したいと思います!
いつもはキャリア関係の話ですが、
今回は人生の楽しみ方というところに焦点をあてた
お話をしていきますね。
今回のテーマは海外旅行ですが、
もともと私は、海外旅行がとりわけ好きという
わけではありませんでした。
外国の方と英語でお話しするのも、
なんだか恥ずかしいし、
外国で迷子になったらどうしよう・・
と不安な気持ちがあったからです。
ですが、
大学時代に、友人に連れて行ってもらう中で、
海外旅行の非日常感がクセになり、
しだいに年に1回は海外旅行に行くように
なっていました。
そんな私の旅のスタイルは、
「その土地の空気になる」
というものです。
これは具体的に言うと、
旅行先で暮らしている現地の人たちと
同じような生活をしてみて、
その土地や生活になじむことに時間を使う
スタイルです。
ここで生きている人は、
日々どんな景色を見て生活し、
何を思っているのかな、
と思いを馳せて楽しむ・・
この土地での時間を感じる旅のスタイルを
「その土地の空気になる」
と僕は表現しています。
なので、
たくさんの観光名所をまわることは、あまりしません。
基本的に、すっごくだらだらして過ごしています。笑
せっかく海外に来たのに、
もったいないような気がするかもしれませんが、
これがなかなか味わい深いのです。
例えば、以前ベトナムに出張に行ったときの過ごし方です。
朝の公園を散歩していると、
10人くらいのグループが、
太極拳のような運動をしていました。
それをぼーっとみていると、
今日の運動が終わったようで、解散し始めました。
私はその人たちの流れにのって、
市街地の方に歩いて行くと、
朝から道端でフォーを食べている人たちを見つけました。
私は、地元のおっちゃんの隣の席に座り、
朝ごはんのフォーを食べはじめました。
おっちゃんは少し驚いていましたが、
何も言わずに調味料のようなものを
隣に置いてくれました。(優しい笑)
朝の通勤の時間帯だったので、
目の前の道路を、大勢のバイクが通り過ぎていきます。
それをただ見ながら、
おっちゃんといっしょにフォーを食べているだけ。
おっちゃんとは何も話すことなく、
ただ一緒にその場にいます。
そうこうしていると、
おっちゃんはゆっくり立ち上がって、
どこかに行ってしまいました。
気づいたら昼過ぎです。
外は暑くなってきたので、
私は近くのカフェに入りました。
ガンガンに冷房が効いた店内で、
ベトナムコーヒーを飲みながら、
おばちゃんが楽しく会話をしているのを聞いていました。
この感じは日本と同じだなぁ、と思っていると、
いきなりスコールが来て、大雨が降り始めました!
カフェの外から人がどんどん入ってきて、
店内がいきなり人でぎゅうぎゅうです。
「な、なにこの状態〜〜汗」
と思っていましたが、
スコールがやむと、
みんな何事もなかったかのように
外に出ていきました。
あとでベトナム人に聞いたところ、
「みんな雨が降りそうなことはわかっているけど、
めんどくさくて傘を持たないんだ。
だから、だからたまに大雨が降ると
一斉にカフェとかに駆け込むんだよ。」
と教えてくれました。
そう思うと、
貴重なスコール時の体験ができたと思って、
僕はなんだか嬉しくなりました。
そうこうしていると夕方になったので、
会社の上司と合流して、
晩ごはんを食べて、その日は終了になりました。
こんな感じの何気ない日常を体感するのが
私のスタイルです。
なんかつまんない感じがするかもしれませんね。
特に旅行らしいことはせず、
ただその雰囲気を感じているので、
文章ではうまく伝わったかはわかりません笑。
ですが、私はこの旅のスタイルが割と気に入って、
いろんな土地になじんできましたし、
今後もこのスタイルで旅を続けようと思います。
今日は、
私なりの海外旅行の楽しみ方について
お話ししました。
旅のスタイルは人それぞれ。
でももし、
一味違う楽しみ方をしたいと思ったなら、
この「その土地の空気になる」旅のスタイルを
実践してみてください。
あなたの世界が、
少しずつ広がっていくかもしれませんよ?
また、私と一緒に海外に行きたいという方も
絶賛お待ちしております笑。
世界情勢が落ち着いたら、
一緒にいろんな世界にふれていきましょう!
今日はここまでです!
本業も手を抜かない
2022/04/16
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近またあたたかくなりましたね。
気持ちも晴ればれとして、
何か新しいことを始めようかなーと
わくわくしています。
さて今日は、
本業と副業の位置づけ、
捉え方に関するお話をしたいと思います。
ここ数年、
会社員の方のキャリアのお話を聴いていると、
副業を始めた方が増えたと感じています。
それ以前は、
会社員で副業をしている人は変わった人か、
意識が高い人としか思われてなかったと
記憶していますが・・
今では、副業をやっていると、
すごいなぁと尊敬されるほどに
市民権を得てきましたね。
これはやはり、
新型コロナウイルスによる環境の変化が
大きく影響しているように感じます。
たとえ正規雇用だったとしても、
この先ずっと安定した雇用と収入が
約束されているわけではない。
そんな危機感を感じた人は、
たくさんいたでしょう。
実際に、
私のもとに相談に来られた方の中には、
非常にシリアスな状況に陥っている方もいました。
転職や副業で収入源を確保することが急務であり、
この危機感を私は肌で感じています。
また、副業が広まってきた他の要因として、
リモートワークなどで働き方が変化し、
何かに取り組む時間ができたことも、
一因だと思っています。
かくいう私自身も、
現在会社員の肩書きを持ったまま
複数の副業をしています。
私自身、
副業を続ける中で強く思うことは、
副業をすることで得られるものは、
単に給料以外の副収入だけではない
ということです。
なにをするかにもよりますが、
個人事業主として売上を立てていく中で、
実践的なビジネススキルが必然的に身につきます。
他にも、一歩会社の外に出てみると、
副業をしている仲間が多くいることに気づきます。
そういう個人事業主、経営者どうしで交流しながら、
ビジネスを育ててくのも刺激的で楽しいですね。
普通の会社員として生きていたら
まず経験できない世界が
そこに広がっています。
そういう点でも、
僕は会社に勤めるサラリーマンにこそ
副業を始めてみることをおすすめしています。
しかし、
副業をやっている人の中には、
副業に打ちこむあまり
本業の方は手を抜ききってしまっている方もいます。
この、
本業の方は手を抜いて
副業にフルコミットするスタンスですが、
私個人としてはあまりおすすめしていません。
なぜなら、
キャリアアップに関していえば
効率が非常に悪いからです。
どういうことか。
本業の会社員の方を手を抜いて、
副業にフルコミットするということは、
会社員の方のキャリアを捨てるということです。
会社員を本業としているのであれば、
1日のうちの多くの時間を会社で過ごしている、
そんな状態ですよね。
それなのに、
その時間を何も身につかない時間にして、
残った時間で副業の方に専念するのは、
時間効率が悪いと私は感じています。
会社員というポジションも、
自分のキャリアに活かせるなら、
最大限活かすべきです。
会社員として組織に所属してなければ
できないスケールの仕事はたくさんありますからね。
それに、正社員として働いているなら、
滅多なことをしない限り、
日本ではクビになることはありません。
会社員であるならば、この強い立場を活かして
仕事を通じてチャレンジをすることは
非常に有効だと考えています。
また、僕は会社員に副業をおすすめしていますが、
本来は、本業の方で楽しくやりがいを持って働けるのが
一番いいことのはずです。
そもそも、副業をすることが目的ではなく、
本業だけでは満たされない何かがあるから
副業をするわけですよね?
例えば、
ビジネスマンとしてのキャリアアップのため、
家計を安定させるための副収入を得るため、
といった理由です。
副業を、キャリアアップのための
サブエンジンとして活用することで、
本業のメインエンジンにも影響が及び、
エンジン全体での出力が大きくなります。
この環境を作ることができると、
キャリア形成は一気に加速します。
本日は、副業に関連して
「本業も手を抜かないこと」
というお話をしました。
本業と副業、
どちらかを捨てて働くのは、
時間効率的に考えて、もったいない選択です。
キャリアアップの最短距離は、
本業と副業のかけ算。
この相乗効果を意識して
キャリア形成を加速させていきましょう!
たくさん通るESは書かない
2022/04/09
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近は、花粉症がつらいです・・💧
薬は飲んでいるのですが、
それでも完全に抑えることはできず、
目がショボショボ、鼻がズルズルな中、
なんとかやっております・・
さて今日は、
就活や転職活動をする時に必要になる、
ES(エントリーシート)に関するお話です。
「なかなかESが通らないんです💦」
「どう書いたらいいかわかりません💦」
というご相談を受けて、
ESをチェックさせてもらうこともあるのですが、
最近よくあるのがこのパターンです。
「貴社を志望する理由は、
自分を成長させられる環境だと感じたからです。」
これを見るたびに私は、
・働くことの目的は、成長することなのかな?
・自分にとっての成長ってどういうこと?
・そもそも本当に成長したいと思ってる?
・会社は学校の延長って思ってる?
などと、そんなことを考えてしまいます・・
私ですらそんな感じなので、
採用担当者からすると、
なおさら違和感を感じるかもしれないですね。
結局、就活生に直接話を聞いてみると、
「そう書いた方がESが通ると思ったから。」
と思ってむりやり理由をつけたようでした。
たしかに、ESが通らなければ
自分を見てもらう土俵にも立てない
という現実はあります。
まずはESをたくさん通して、
コマを増やして安心したい
というのは心情としてはよくわかります。
ですが、私の考えとしては、
多くの会社に通るESを書こうとするよりも、
本命の1社に響くESを書く方が
はるかに大事だと思っています。
就活生の中には、
広く受けられるESを書くために
耳障りがよい言葉をちりばめたり、
就活本の例文にのっているような
型にはまった文章を書いてくる子が結構います。
出来上がったESは一見無難に見えますが、
だからこそ、どの会社にも刺さらない
中途半端なESになってしまっています。
このようなESだと、
逆に中身がなさそうだと
マイナスイメージになってしまいます。
採用担当者もバカではありませんから、
面接以前にそれくらい見抜いてきますよ。
じゃあ、どんなESを書けばいいのか。
私が最も大事だと思うのは、
企業とのマッチングを意識したESを書くことです。
具体的に言うと、
採用する企業側の視点にたって、
「この子は、うちの会社で貢献して活躍してくれそうだな」
というイメージを持たせられるESです。
意識が高く、優れた実績やスキルがないといけない、
というわけではありません。
逆に、実績や能力が優れていても、
会社が求める人材とマッチしていなければ、
「たしかに君は優秀だけど、
君が活躍する場はうちではなさそうだな。」
と、こう思われてしまいます。
この、マッチングを意識したESを書くためには、
いくつかポイントがあるのですが、
それは一口にこうである、
とは言えないところもあります。
なぜなら、就活生の個性も様々で、
企業の求める人物像も様々だからです。
私が行っている就活相談では、
行きたいと思える会社が見つかった子には、
採用担当者にしっかり響くESを書く
ポイントを伝授しています。
最近では、
実際にESの通過連絡をくれる子もいますし、
ESの書き方がわかって自信がついたのか、
自分では無理かも・・と思っていた企業に
挑戦する子も出てきました。
内定報告もちらほらいただくことがあり、
本当に嬉しい限りですね。
今日は、
新卒就活におけるESの書き方について
お話をしました。
ESが通過しないと不安になってくるのは
とてもよくわかります。
ですが、
たくさん通るESを書こうとすると、
逆に悪循環にハマって通りにくくなってしまいます。
それに、どんなにたくさんESが通っても、
最後に就職するのは一社ですからね。
たくさん通るESよりも、
自分が働きたい本命の1社に響くESを書けるように
しっかり準備していきましょう。
今日はここまでです!
会社の色に染まらない
2022/04/02
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
昨日は4月1日、
気持ちあらたに新年度が始まりましたね。
新卒で入社を迎える方や、
部署移動や転職など新しい環境で働く方など
いろいろな節目や、転機を迎えている方も多いと思います。
実は私も、今の中小企業に転職してから
この4月でまる1年になります。
本当に、時のたつのは早いですね・・
中小企業の研究開発職として
モノづくりに携わりながら、
一方でキャリア相談・就活相談など
ヒトに関わる時間を増やすことができた1年でもありました。
本業と副業、プライベートのバランスもとれているので、
余裕をもって将来のための準備をすることができています。
ですが、
このバランスが取れた環境を実現できている人は、
あまり多くないのではないか、
というのが私の印象です。
仕事と人生のバランスをとるためには、
どうしたらいいのでしょうか?
これは、
ひとりひとり状況が違うので一口に語れませんが、
私が最近大切だなと思っていることがあります。
それが、
「会社の色に染まらない。」
ということです。
会社の色に染まるとは、
会社で決められたやり方や風土を常識と思い込み、
それにとらわれてしまうことです。
・残業をたくさんしている人が、会社に貢献している人だ。
・新人は、上司が帰るまでは帰れない。
・業務中に雑談をしてはいけないが、たばこ休憩はOK。
・経費など電子申請したのに、紙も印刷して保存する。
まだまだいろいろありますが、
謎なルールや風土が残っていることが
よくありますよね。
会社に染まってしまうと、
これが社会の常識のように勘違いしてしまいます。
一歩会社の外に出てみれば、
会社ごとに全くルール・常識が違うことが
わかるんですけどね。
人間は、環境に適応しながら
生きていくことができる生き物です。
そのため、
自分が働きにくい環境におかれても
ある程度は順応できてしまいます。
そこが非常に厄介で、
そうして会社に頑張って適応しているうちに
「あれ?自分は本当は何がしたいんだっけ?」
と自分の人生を見失ってしまうのです。
会社に染まりきってしまうのではなく、
一歩引いた立ち位置に自分を置いて、
その環境をどうすれば自分のキャリアに役立てられるか。
そういう視点をもって働くことができれば、
会社に自分の人生をささげずに済むのではないか。
この、年度初めの時期に
あらためて意識してみるのはいかがでしょうか?
それでは今日も、良い一日を!