私の新卒就活体験記
2022/03/26
こんばんは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
今日の大阪は、しっとり雨が降っていますね。
3月も末に近づき、
4月から新社会人になる方や、
部署異動や転職などで
環境がガラッと変わる方もいるかと思います。
最近はキャリア相談・就活相談に忙しくしていたため、
そんな変化を、より身近に感じられています。
特に、新社会人についていえば、
去年就活相談を対応した子たちが、
ついに就職するのかと思うと、
何だか感慨深いものがありますね・・
本当におめでとう。
そしてようこそ社会人の世界へ。
今ここが、
自分の人生を自分の力で切り開いていく、
スタート地点だよ。
そんなことを感じながらも、
今日は私自身が経験した、
新卒就活の時のお話をしたいと思います。
私は、今から約8年前、
新卒入社で関西の大手メーカーに就職しました。
周りの方々からは、
「大手企業に入れてよかったね~」
という言葉をいただくことはありますが、
実はこの会社は私自らが望み、
納得して選んだ会社ではありませんでした。
就活をしていた当時の私には、
就活の軸なんてものはなく、
自己分析・会社分析も甘いまま
就職活動をしていました。
研究がなかなか結果が出なかったため、
研究に集中していたというのもありますが、
今となっては、それもただの言い訳ですね。
当時考えていたこととしては、
・両親が岡山にいるから、関西の方がいい気がする。
・工学部だから、メーカーの技術職がいいのかな。
と、こんなもんでした。
やはり、就活に対する認識が甘いというか
全く深く考えられていなかったなと、
今でも深く後悔しています。
大学推薦も活用しながら就活をしてはいましたが、
自分が結局どうなりたいのかもわからず、
面接でも言いたいことをうまく伝えられず、
1次面接で落とされることがほとんどでした。
周りのみんなが続々と内定をもらい、
クラスの半数以上が就活を終えていく中、
私はまだ内定ゼロで、とにかく早く
就活を終わらせたいと焦っていました。
そこで、
大学の推薦枠としては比較的カタいと思われる
その会社の選考を受けることにしたのです。
そんな感じなので、
もう、志望動機も自己PRもめちゃくちゃです。
自分のやりたいこと、行きたい会社はここだと
自分に言い聞かせて面接に臨んだ感じでした。
そんな状態でしたが、なんとかすべりこみ、
夏ごろに無事内定をもらえたという流れでした。
今思えば、
たったひとりで誰にも頼らず就活をしていたため、
うまくいかなかったんだなぁと反省しています。
もっと早い段階で、
誰か信頼できる人に相談しておけば、
納得して就活を終えることができたのかもという
思いは今でもぬぐえません。
またその後、その会社に入社してからも、
実は苦難がいろいろ続きました。
本社で働くのかと思いきや事業所に配属になり、
興味ゼロ、かつ大学の研究も全く関係ない商材を
担当することになりました。
「もともとやりたいこともなかったし、
仕事なんてこんなもんだよね。
もうどうでもいいや~。」
そんな感じで、
当時は自暴自棄モードになっていましたね・・
ですがその後、
その部署では人に恵まれたこともあり、
約5年間、楽しく働き続けることができました。
今は転職をして、
違う環境で働いていますが、
新卒でこのメーカーに就職して働くことができて
本当に良かったと感謝しています。
私の新卒就活自体は、
苦い思い出で終わっていますが、
後からふり返ってみれば、
この経験が今の自分を動かす原動力の一部になっています。
本当に、キャリアとは不思議なものですね。
今日は、
私の新卒就活の時の思い出について話しました。
私は、今でこそ日々さまざまな方の
キャリア相談に乗っていますが、
私自身、キラキラした完璧なキャリア選択を
してきたわけではありません。
ただし、人生の航路を変えるべく、
愚直に行動を重ねてきたことには
自信を持っています。
昔の自分と比較すると、
今の自分は、想像もしていなかった地点に
到達していると感じていますからね。
だからこそ、
どんな状況からでも、
自分のやりたいこと・ありたい姿を実現できる、
と私は思っています。
まだまだ道半ばですが、
これからもモヤモヤをかかえている方によりそい、
その方が自分の人生を生きていくための
お手伝いをしていきます!
最後に、
4月から新生活が始まる方々に向けて、
私からのメッセージです。
これまでの自分と、
これからの自分を信じて動けば、
道はつながるから大丈夫。
新しい自分にワクワクしながら、
大きく一歩を踏み出してみよう!
今日はここまでです✨
枠から外れたキャリアへ進むには
2022/03/19
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近はあたたかい日が増えてきましたね。
春の陽気をとび越えて
初夏のような暑さを感じる日もありました。
ただ、私は花粉症をもっているため、
毎年この時期は鼻がムズムズ、
頭もずーんと重くなり、
ちょっとつらい時期でもあるのですが・・
さて今日は、
「枠から外れたキャリアへ進むには」
というお話をします。
最近は、
新型ウイルスの感染拡大の影響か、
自分のキャリアや働き方について
真剣に考えるようになった人が増えたように思います。
そして、自分で能力や知識を身につけて
成長していきたい!
という風に考えて、行動にうつしている人が
街中でも見られるようになりました。
電車の中でも、
スマホを見るのではなく、
資格の勉強をしたり、読書をしたりする人が
あきらかに増えていますね。
また、Youtubeでも、
最近はビジネス系のチャンネルが
登録者数を伸ばしているようです。
自分の生き方についての意識が変わり
実際になんらかの行動に移しているということは、
自分のキャリアを自分で選択するための
かなり大きな一歩だと思います。
ですが、私は単なる勉強や資格の取得では、
「自分の人生を自分で選択して生きていく」
ことにはつながらないと思っています。
それはなぜかというと、
単なる勉強や資格の取得の延長線上には、
自分の知っている範囲の世界しか
広がっていないからです。
本当の意味で、
自分を変えるくらいのインパクトで、
自分の枠をとびこえたキャリアに進むには、
何らかの「ワイルドカード」が必要です。
このワイルドカード、
具体的には何だと思いますか?
私は、
枠から外れたキャリアに進むためには、
「チャンスに出逢い、チャンスをつかむ」
ことが何よりも重要だと考えています。
自分の能力を磨き上げることよりも、
チャンスに出逢い、そのチャンスをつかむ方が
確実に自分のキャリアを大きく変えることができます。
「1ひき、2うん、3ちから」という言葉をご存じですか?
キャリアアップに最も大きな影響を与える要素は、
「引き」である。
すなわち、人との縁や人脈によってもたらされる
「引きあげてもらう力」です。
その次が、「運」であり、
続いて、「自分の能力」ということです。
自分を高めて、能力を磨き上げるよりも、
人とのご縁を大切にして、
引き上げてもらう方が
自分の人生を大きく変えられるということです。
私自身の話でいうと、
私は約1年前、新卒で入社した
大手メーカーの研究開発職を退職し、
ITベンチャー企業のマーケティング職への
転職をしました。
この時も、
信頼していた友人から
転職エージェントの方をご紹介いただき、
その方に相談した結果、
ITベンチャー企業との面談の機会を
いただくことができたという経緯があります。
私自身の力だけでは、
到底得られなかったチャンスですし、
まさか自分がベンチャー企業に勤めることになるとは
全く想像もできていませんでした。
現に、ITベンチャーに転職するまでの2年間は、
自分の命を燃やせる環境を探しながら、
以前の職場でくすぶっていましたからね。
今は、そのITベンチャー企業を退職して、
中小企業で研究開発職として働いていますが、
本当に、昔の自分の延長線上にはなかった
世界を見ることができています。
今では研究開発職として働きながら、
キャリア相談にのっていますが、
こんなカウンセラーは、
自分自身かなり珍しいと思っています。
そういう意味では、
私は一般的な生き方・働き方からは外れた、
「私だけの人生」を生きている実感があります。
これがまさに、「枠から外れたキャリア」ですね。
私自身の思いの強さと、
人とのご縁・出逢いによって
今の私の環境があると思っています。
本当に、感謝しかないですね。
今日は、枠から外れたキャリアに進むには、
というテーマでお話をしました。
自分を変えるための第一歩として、
読書や勉強を始めてみることは、
とても大きな前進だと思います。
ですが、
自分の手のひらの上だけで
できることに終始していては、
大きく自分の世界を広げていくことはできません。
人との出逢いやかかわりの中から生まれる
チャンスにきづき、
それをしっかりつかむこと。
自分だけのキャリアを確立するために、
固定概念をはずし、大きく枠を超えて
ジャンプしていきましょう!
オンライン面接で、熱量をこめて伝える方法
2022/03/12
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近は、新卒就活生のES添削に加えて
面接対策も増えてきました。
選考が進み、
面接を目前に控える子たちが増えてきたことを
肌で実感していますね。
先日、
理系の学生さんから面接での伝え方に関して
相談をうけることがありました。
「普段や対面では自然に話すことができるのに、
オンライン面接になると、
なんだかうまく話すことができない。」
「話すときに、熱量をのせて話せていない。
うまく伝えられていない気がして不安になる。」
と、こういうお悩みでした。
今年の就活生のほとんどは、
オンライン面接の形式には慣れてはいますが、
それでもオンライン特有のやりにくさに
とまどっている方は多い印象ですね。
これから本格的に面接が始まる時期でもあるので、
今回は、面接に臨む学生さんに向けて、
オンライン面接において、
熱量や本気度をうまく伝えるための
解決策を持ってきました!
この記事は、
学生さんに向けて書いていますが、
転職活動をしている方のオンライン面接などでも
十分使えるテクニックですので、
参考にしてみてください。
でははじめに、
なぜオンライン面接では、
うまく話すことができないのか、
その原因を明確にすることから
はじめましょう。
対面の面接とオンライン面接では、
決定的に違うものが2つあります。
それは何かというと、
面接官との距離と視野の広さです。
対面の面接では、
面接官は少し離れた位置に座っており、
したがって自分の視野も自然と広くなっています。
一方、オンライン面接では、
面接官はすぐ目の前(画面上)におり、
また自分は画面に集中しているため、
視野がグッと狭くなっています。
この違いが、
伝え方にどのように影響するのでしょうか?
答えを言うと、
面接官との距離が近く、
視野も狭くなるオンライン面接では
自然と体が緊張して固まってしまいます。
人は、きゅうくつな環境にいると感じると、
自分の声の大きさや体の動きを
そのきゅうくつな環境の大きさに、
無意識に合わせてしまいます。
そのため、
対面での面接の時とは違って、
無意識に自分の声の大きさやトーンが
小さくなってしまうのです。
これが、オンライン面接の際に、
自分の伝え方に熱量をのせられない原因です。
では次に、
具体的にはどうすれば良いのか、
その解決策についてお話をしますね。
ズバリ結論から言います。
解決策は、以下の2つです。
①面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。
②意識的に体を大きく動かし、
「身ぶり」「手ぶり」で話をすること。
それぞれについて、
なぜこの方法が良いのか、
どういう効果があるのかについて、
説明していきますね。
【解決策① 視野を広げる】
まず一つめの解決策、
「面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。」
についてお話します。
これは、ちょっと意識をするだけで
すぐに実践することが可能です。
先ほど、熱量がのせられない原因として、
オンラインでは画面上の面接官に集中しているため、
視野が狭くなることを挙げました。
その対策として、
たまに少し画面から焦点をはずして
広く周りを見てみるようにしてください。
パソコンの画面を見ながらも、
ぼーっとパソコンの外の景色も見えているような
そんなイメージでしょうか。
このように、視野を広げてやると
自分の周りの環境を広く感じられるようになり、
体に入った力が適度に抜けて
リラックスすることができます。
そうなると、
声のトーンが上がり、
抑揚もつけることができるようになり、
普段話している時と同じ感覚で伝えることが
できるようになります。
【解決策② 身ぶりで話す】
次に、二つめの解決策、
「意識的に体を大きく動かし、
身ぶり・手ぶりで話をすること。」
について説明します。
意識的に大きく体を動かすというのは、
1つ目の解決策と同様に、
自分のいる環境を広く感じるための方法ですね。
そして、その次の
「身ぶり・手ぶりで話をする」
ここが最も大事なポイントになります。
これは勘違いしないでほしいのですが、
面接官に身ぶりが伝わるように
画面に映るように身ぶりをしよう
ということではありません。
画面に映っていないとしても、
手ぶり・身ぶりをつかって話すことは
とても有効です。
なぜこれが熱量を伝えるために
効果があるのでしょうか?
それを考えるためには、
一度発想を逆転してみてください。
熱量をもって伝えようとしている人は、
どんな話し方・伝え方をしていますか?
きっと、多くの方は、
自然と体が動き、
身ぶり手ぶりを使っていると思います。
その身ぶり手ぶりの効果も相まって、
声の抑揚などがつくことで
「伝わる」伝え方になっているんですね。
ということは逆に言えば、
意識的に身ぶり手ぶりをつけてやることで、
体の方から脳に働きかけることができ、
自然と言葉に熱量をのせることも
可能ということです。
このあたりは、
演劇の役者っぽいイメージかもしれませんね。
ちなみに私が、
「話すときに身ぶりを使う」
ではなく、
「身ぶり手ぶりで、話す」
という表現を使っていることには、
実はこだわりがあります。
私自身、
もともと人前で話したり、
自分の意見を口頭で伝えることは
とても苦手なタイプでした。
新卒の就活の際も、
言いたいことがまとまらずに
詰まってしまうことがよくありました。
「うまく話せないな」と感じた時は、
ついつい次の言葉を探しがちですが、
そんな時には、まずは体を動かしましょう。
私の感覚では、
話す言葉に「身ぶり」をつけていくのではなく、
手を動かして身ぶりをつけているうちに、
体につられて言葉が出てくる、
そんなイメージですかね。
私は、この「身ぶりで話す」ことを意識してからは、
話し下手であっても
熱量をのせて伝えられるようになった
実感があります。
実際に私が、
ITベンチャー企業への転職を成功させた際も、
「強い思いがある方だと感じた」
と評価してくださり、
内定をいただくことができました。
この経験からも、
特に話すことに苦手意識を感じている方にこそ
このテクニックは有効だと
私は考えています。
今日は、
オンライン面接にて、
自分の言葉に熱量をのせて伝えるための、
実践的な方法をお伝えしました。
ポイントはこの2つです。
①面接中に、時々画面に集中するのをやめて、
視野を広げてみること。
②意識的に体を大きく動かし、
「身ぶり」「手ぶり」で話をすること。
学生さんにとっては、
ここから面接がどんどん始まる正念場となります。
今回私がお伝えした内容を参考にして、
自信を持って面接に臨んでいただければと思います。
頑張っていきましょう!
私が全身全霊で、力になりますよ!
原価を意識したことはありますか?
2022/03/05
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近の私は、あいもかわらず
新卒就活相談に追われる日々を過ごしています。
毎日面談をしていると、
のどがカサカサになってきたので、
最近ではのど飴をなめながら、
がんばって相談にのっています。
さてそんな中ですが、
今日は少し違った角度からのお話ということで
ものの「原価」について話をしたいと思います。
なんでキャリアカウンセラーが原価の話をするの?
と思われるかもしれませんね。
ですが、
原価を意識することができれば
様々なメリットがあります。
特に重要なこととしては
会社のビジネスモデルや世の中の仕組みについての
理解が深まることが挙げられます。
このような経済についての理解が深まると、
例えば、転職を検討していて会社選びをしている際に
「この会社は、なぜ利益を上げて成長できているのか。」
「なぜ新規事業の拡大などの経営戦略をとっているのか」
という視点で分析することができるようになります。
すなわち、より経済や会社の実態をとらえた
冷静な判断ができるようになるということです。
前置きが長くなりましたが、
ここから原価について、
わかりやすい例も入れながら
見ていきたいと思います。
「原価」というのは、
読んで字のごとく原材料の価格のことです。
例えば、1杯700円のラーメンを作るために、
麺やスープや具材に200円かかったとします。
この時の、ラーメン1杯の原価は200円ということになります。
とても簡単ですよね。
そして、
どれだけ原価がかかったかを表す割合(原価率)は、
(200÷700×100)≒29%
となります。
この、原価率が低ければ低いほど、
手元にたくさん利益が残るので
ハッピーということになりますね。
例として、
身近でかつ面白いものを挙げてみたいと思います。
マクドナルドで売られている商品について
考えてみましょう。
主要な商品の原価率を上げてみると、
このようになります。
ハンバーガー :43%
フライドポテト :13%
ドリンク :3%
ハンバーガーって、
意外と原価率が高いんですね。
一方で、フライドポテトやドリンクは、
驚くべきほど原価率が低い=利益率が高いです!
ドリンクなんて、1杯100円で売ったら、
そのうちの97円が粗利益ということになりますからね。
なので、よくスタッフさんが
「ご一緒に、ポテトやドリンクはいかがですか?」
と言っているのは、
親切心からすすめてくれているのではなく、
「もっと利益率の高い商品を買ってくれませんか?」
ということを言っているわけです笑。
(なんて身もフタもない・・)
つまり、マクドナルドは、
ハンバーガーで稼いでいる会社ではなくて、
フライドポテトやドリンクで利益を上げている会社
ということがわかりますね。
ハンバーガー屋さんではなく、
もはやフライドポテト屋さんです。
このように、原価を把握できていれば
会社のビジネスモデルや利益の構造が
わかるようになってきます。
ちなみに、マクドナルドに関しては、
もうひとつ興味深い話があります。
アメリカで売られているコカ・コーラなのですが、
実は、このコーラの原価率は0%です。
えっ?どうゆうこと?
と思われるかもしれませんね。
より正確に言うと、
0.1~%くらいだったと思います。
(四捨五入したら、0になるということ。)
なんでこういうことが起こるのでしょうか・・?
これは実は、
コカ・コーラ社が宣伝効果を狙って
コーラの原液を非常に安い価格で
マクドナルドに提供しているためです。
コーラは原液を薄めた上、氷を入れて提供されるため、
1杯の原価は限りなくゼロに近づきます。
※厳密にいえば、製造原価はもう少し高いですが、
ここではわかりやすさのために原材料費で話をしています。
コカ・コーラ社としては、
マクドナルドの世界規模のネットワークと認知度の高さを利用し、
広告宣伝効果を狙ったんですね。
そういった目論見もあって、
原価率0%という一見ありえない現象が起きています。
このように、原価が見えてくると
どのような力学がはたらいて経済が回っているかも
見えるようになってきます。
ちなみに、
よく海外のマクドナルドで、店を出る際に、
カップにドリンクを注いでテイクアウトしていく姿を
見たことありませんか?
こんなことしていいの・・?
と思われるれるかもしれませんが、
マクドナルドにとってみれば、原価率0%なので
いくら飲まれても痛くもかゆくもないわけです。
むしろドリンクを飲んでくれることで
消費者が、またマクドナルドに行こう!
となり、ポテトをたくさん買ってくれれば、
そこで利益を取れるのです。
何だか感覚的には変な感じもしますが、
原価をしっかり理解していると、
こういう現象も論理的にとらえることが
できるようになります。
今日は、
ものの「原価」を理解することの重要性について
お話しました。
ちょっとした豆知識も入れて
なるべく簡単に面白くまとめたつもりなので、
楽しんで読んでもらえたならうれしいです!
普段はあまり意識していませんが、
たまには原価に目を向けてみると、
経済への理解度やビジネス感覚を高められますよ!
それでは、今日も良い一日を!