ありたい姿を、演じて生きる。
2022/01/29
おはようございます!
大阪府淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
早いもので、1月がもう終わろうとしていますね。
2022年がスタートしてから、
1/12が過ぎようとしていることになります。
私は日々、1年後に設定した、
ありたい自分の姿に近づいているか、
確認しながらアクセルを踏んでいます。
さて今日は、
「ありたい姿を、演じて生きる」
というお話をします。
自分という人間が、どのようにありたいか、
「ありたい姿」について考えたことはありますか?
私は、今から約3年前、
自分のありたい姿というテーマと真剣に向き合いました。
そして、「はたらく人の味方になる」という
自分のありたい姿を設定しました。
まだまだ道半ばではありますが、
過去の自分と比べると
全く違った自分、理想のありたい姿に近づいている自分を
感じることができています。
この経験からも、
自分のありたい姿になるために、
私が大切にしているポイントがあります。
それが、
「ありたい姿を、演じて生きる。」
ということです。
これは、自分自身が、
今はまだ理想の自分になっていないとしても
あたかも理想の自分のようにふるまうということです。
例えば、
「はたらく人の味方」であれば、
まずは近くで働いている方の悩みに
よりそっているだろうと考えました。
そこで私は、
忙しい仕事中でも時間を見つけて、
元気がないように見える方に自ら話しかけたり、
仕事に関する悩みにしっかり時間をとって
耳を傾けるようにしていきました。
もともとは引っ込みがちな私でしたが、
「はたらく人の味方」という自分を演じようとすることで
徐々に自分から積極的に人に関わって
いけるようになってきました。
これは一例ですが、
自分のありたい姿をイメージして
その人を「演じる」、
その人がとると思われる行動をとることで
徐々に自分がありたい姿に近づいていくことができるのです。
ただ、ありたい姿がうまくイメージできない、
なんてこともありますよね。
そんな時は、
自分が尊敬する人、
お手本としたい人のように、
自分のありたい姿に近い人を
見つけるのがいいと思います。
そして、その方をしっかり観察します。
この方は、
どんなものの見方をしているのだろうか、
こういう状況ではどんな行動をするだろうか、
という思考パターン・行動パターンを観るということです。
そして、後はそれを徹底的にマネしてみる。
そうする中で、自分の軸や自分だけのありたい姿が
少しずつ固まってくると私は思います。
人は、こうなりたいなと思っても、
急には変われません。
そんな時、
理想と現実のギャップから、
「あぁ、やっぱり自分はダメなんだな」
と思ってしまうこともあるかと思います。
そんな時は、
まずは、ありたい自分の姿を設定してみて、
それを演じてみる、ということからスタートしましょう。
そのうち、気づいたら
演じている自分が素の自分になってきて
自然と自分のありたい姿に近づいていた。
案外、自分の理想を達成するというのは
そんなものなのかもしれませんよ?
いつかそうなれたらいいな、では
自分のありたい姿には近づくことはできません。
自分のありたい姿を設定して
いつかではなく「今」から、
ありたい姿を演じて生きていきましょう!
それでは、今日も良い一日を。
最短距離を行こうとしない
2022/01/22
こんばんは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近、また一段と寒くなった感じがしますね。
大阪でも粉雪がちらちら降っており、
街の雰囲気も少し変わったように思います。
さて今日は、
「最短距離を行こうとしない。」
ということについて、お話します。
ここでの「最短距離」とは、
「最も効率的に目的を達成する方法」
ということを表現しています。
日々、キャリアや転職・中途採用に関する相談を受ける中で、
こんな質問を聞くことがあります。
・〇〇になるには、どうするのが一番いいですか?
・転職サイトは、どこが一番いいですか?
・今からスキルを身につけるなら、何が一番有利ですか?
とにかく、最も効率的でムダのない最短距離を行きたい!
という思いが強い方が非常に多いと、日々実感しています。
確かに、
私自身、そういう気持ちはすごくわかります。
もともと私も、
あらゆる方法で調べつくして
最適なやり方を見つけてから
実行したいタイプですからね。
ただ、最短距離を求めすぎると、
ある問題が発生します。
それは何かというと、
いつまでたっても調べて比較ばかりで
「行動に移せない」ということです。
もっと他にいいやり方があるんじゃないか・・?
自分の選択は、本当に最適だろうか・・?
こんな思いにとらわれがちに
なってしまうということです。
もちろん時間は有限ですから、
効率を意識することは大切です。
ですが、効率やリスクを意識するあまり
行動に移せなければ状況は何も変わりません。
考えている時間があったら、
一歩でも踏みだしてみて、
転んでひざこぞうをすりむいた方が
実践的な学びになることもあります。
少し話は変わりますが、
私のキャリアカウンセリングの中で、
人生の目標管理ツールとして、
「3年日記」をお勧めすることがあります。
3年日記とは、3年分の日記を1冊の本にまとめて記録できる日記です。
3年日記は、すぐに結果が出るものではなく、
コツコツと継続していく中で、
自分の考えが整理されてブレない軸ができていく
資産性があるキャリアツールです。
たとえ1年でも、やりきることができれば、
今の自分とは全く違う次元の自分に
到達できることを私自身実感しています。
ですが、面白いことに
最短距離を行きたい方に限って、
3年日記のような時間のかかる方法を
選択したがらない傾向があります。
とにかくすぐに何か結果を手に入れたい!
そんな、即効性を求める方がいらっしゃいますが、
最短距離を行こうとすると、自分の身に何も残らない
ことの方が多いです。
私のキャリアカウンセリングでも、
長期キャリアをアドバイスする際には、
基本的に地に足をつけたキャリア形成、
および、小さな行動を積み重ねることの大切さを
お伝えしています。
当然時間はかかりますが、
ゆるぎない自分の軸を手に入れることができ、
これが自分の財産になっていきます。
ある程度、自分の中で納得できたら、
あとは覚悟を決めて「行動する」こと。
その道が、本当にあなたの人生を変えるための
「最短距離」になるのだと私は思います。
今日はここまでです!
ひとりひとり響く言葉は違う
2022/01/15
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近、キャリアカウンセリングをしている中で、
しみじみと思うようになったことがあります。
それは、
全く同じ話をしているのに、
人によって響く部分は全然違う
ということです。
例えば、
転職に関する相談において、
私自身が実際に経験してきた転職談を
よく話をすることがあります。
私個人としては、
転職にとらわれず、
どんな状況からでも、
こうなりたいという本気の思いがあれば道が開けてくる
ということを伝えようとしています。
ですが、自分が主に伝えたかったこととは
別の部分が響くこともあります。
例えば、
「キャリアチェンジのモチベーションを
維持する方法がとても参考になりました!」
と言う方もいれば、
「小坂さんの話を聞いていると、
今の職場でもまだやれることがあるんじゃないかと
思えてきました。」
と言う方もいます。
不思議なもので、
あれ?私そんなこと言ったっけ?
みたいな解釈をされて、
勝手に納得されることもありますが、
私はそれでもいいと思っています。
それは、
クライエントが私と時間を共有する中で
受け取ったメッセージであり、
導き出した言葉でもあるから。
それを、無理やり私が修正するのではなく、
本当にそれでいいのかどうか、
クライエント自身が自分ごとになり、
考えてもらう。
そんなかかわりが、
本質的にクライアントへのギフトになると
私は信じています。
自分が伝えたいことを伝えるのではなく、
クライエントが何かを受け取りやすい
環境や時間をつくること。
そこを意識しながら、
キャリアカウンセリングをやっていこうと
私は思っています。
就活相談でされる不思議な質問
2022/01/08
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です
2022年がスタートしてもう1週間が経ちましたね。
これを、もう1週間ととらえるか、
まだ1週間ととらえるかは、人によって様々だとは思いますが・・
これからの時期は、
23年卒の大学生に向けた新卒採用が本格化してきます。
そのため、最近は学生さんからの就活相談を多く受けています。
学生さんと話をしていると、
自己分析や業界選びなどが十分にできていなくて、
もうすぐ始まるのに準備ができていない・・
という不安を感じている方が多いように思います。
私自身、大学生で就活をしていた頃を思い出してみると、
同じ不安を抱えていたので、その不安も焦る気持ちもよくわかります。
そんな中、
最近学生さんからよくされる質問があります。
それが、
「今の時期は、何をしておいたらいいですか?」
という質問です。
確かに、転職とは違って新卒就活には時期や流れがあるので
それらを客観的に把握しておくことは大切だと思います。
ですが、たいていこの質問をされるときは
自分の就活準備の進み具合は、一般的な就活の流れに比べてどうか?
ということを確認したい意図でされることが多い印象です。
就活の進め方には絶対的な正解はありませんし、
完璧に準備が整うことはないと私は思うため、
回答に困ることがしばしばありますが・・
やはり、学生さんからすると不安で気になるようです。
たしかに、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
大学授業のオンライン化や活動の自粛があったため
就活に関する情報、特に身の回りの友人たちの情報が
十分得られていないという現状はあります。
そんな状況下では、
WEBやSNSの情報に翻弄されて
自信を失って落ち込んでしまうケースもありました。
「自分は出遅れているのではないか?」
「自分のやり方はあっているのか?」
という不安や焦りが学生さんから聞こえてくるのも当然だと思います。
そんな中で、
私がよくお話をするのは、
今のあなたと将来のあなたに必要なことを見極めて、
ひとつひとつ整理していくことです。
学生さんの状況や、想いによって
今やっておくべきことは変わってきます。
誰かと進度を比べるのではなく、
自分の人生全体を見渡してみて、
自分はどうありたいのかを定期的に見つめなおす。
そして、今の自分にできることを、
今からひとつひとつやっていく。
焦る気持ちはわかりますが、
私はそれしかないと思っています。
就活は、はやく内定をとったり、
たくさん内定を取ったりするゲームではなく、
自分の軸にあった仕事ができる会社、ただ1社と出逢う活動ですからね。
ただ、新卒の就活は、
おそらく内定をゲットするまでは
ずっと不安との戦いになると思います。
これから就活が本格化してきますが、
何をするにも、まだまだ遅いことはありません。
今、できることをひとつひとつやっていく、
その中で少しずつ自信がつき、道が見えてきたころに
理想の会社とのご縁が生まれると私は信じています。
私の就活相談では、
相談者様の要望やお悩みに合わせて
主に自己分析や自分の強みの明確化から
ESや研究発表・面接対策までを包括的に対応しています。
不安なことがあれば、どんなことでも相談してきてください。
理想の未来に向けて、一緒に闘っていきましょう!
新年のごあいさつ
2022/01/01
あけましておめでとうございます✨
大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂です。
新年を迎え、2022年(令和4)になりました。
令和になってからもう4年と考えると、
本当に時が経つのは早いと感じます。
あなたにとって、
去年の1年はどのような一年だったでしょうか?
人生が大きく動いた方、身の回りの環境が変わった方、
悔いのない一年にできたと感じる方も、
そうでない方もいらっしゃるかと思います。
私にとっては、
特に個人のキャリアという観点からは、
自分史上まれに見る激動の一年となりました。
・無職からのスタート
・カウンセラー資格、FP資格の取得
・キャリアカウンセラーの開業
・メーカーに再就職
(キャリアカウンセラーとのパラレルワーク開始)
・キャリアセミナー、賢いお金の勉強会など開催
・新卒就活生向け相談のスタート
数え上げればキリがありませんが、
とにかく多くのことに挑戦し、
自分の手で道を切りひらいてきました。
もちろん、
すべてがうまくいったわけではなく、
まだまだ反省点も多い中ですが、
成功と失敗をくりかえす中で、
自分の力でキャリアを築いていく自信がつきました。
ただの会社員として、
自分の心を殺して目の前の仕事をしていた頃に比べると
考え方と行動を大きくアップグレードできたと感じます。
会社の都合や誰かに合わせて生きる人生は、
少しずつ自分の心をむしばんでいき、
どこかで心が悲鳴をあげてつぶれてしまいます。
「自分で自分の人生を決めて生きる!」
言うのは簡単ですが、
そのような生き方を実現している方は多くはありません。
そのため、
まずは私自身が自分の人生/キャリアを決めて生きる。
これを実践することで、
「自分にもできるかもしれない。」
と希望を持てる人をひとりでも増やしたい、
そう決意を新たにしました。
さて、今年はどのようなことに挑戦しようか。
キャリアカウンセリングに関しては、
私もいろいろ考えていることがあります。
詳しくは載せませんが、
クライエントの人生を深く、長期的にとらえた時に、
本質的なサポートができる態勢を、
実践の中でつくりあげていきます。
また、クライエントが安心して自分を見つめなおせる
雰囲気づくりや関わり方もつきつめていきます。
それに加えて、
私自身のことだけではなく
信頼している友達や、夢に向かって行動している方々の
応援もしていきたいと考えています。
そして、
これらを実現するために、数値目標や行動目標を決めて、
私は、本日1日から行動をスタートしています!
「お正月だし、
今日くらいはおもちを食べて、
コタツにテレビでまったりしようかな~。」
このような
「明日からはじめよう」精神では、
せっかく決意を新たにしたのに
その熱が冷めていってしまいますからね。
お正月くらいゆっくりしたらいいのに~。
という声も聞こえてきそうですが・・
私個人の経験からは、
何事においても、
自分の気分がノッている時にアクセルを踏む!
それが結果を出すためには非常に重要だと思っています。
一度とまってしまった自転車を
再びこぎ出すためには大きな力が要りますからね。
もしもあなたが、
今年の抱負をどこかに宣言されたのならば、
その熱が冷めないうちに
実現に向けた行動を何か一つでも行ってみてください。
鉄は熱いうちに打て。
今日できることを、今日のうちにしっかりとやりきること。
その小さな積み重ねが、
将来の自分を支えてくれると私は確信しています。
何から始めたらいいかわからないという方、
私と一緒に、ひとつひとつ整理しながら、
次にやるべきことを明確にしていきましょう。
自然と小さな行動をとれるようになり、
やがて自分自身の変化を実感できるようになるはずです。
私が味方になり、全力であなたの人生を応援します。
それでは、
この一年もどうぞよろしくお願いいたします!