人は、いま自分に必要な人に出逢う
2021/11/27
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に、
キャリアカウンセラーをしている小坂です。
早いもので、年末まであと1ヶ月となりましたね。
今年ももう終わったな〜と思うのか、
まだあと1ヶ月あるから何をしようと思うのか。
あなたはどちらですか?
さて今日は、
「人は、いま自分に必要な人に出会う」
というお話をしたいと思います。
今から約3年前、
私は働く人の相談にのる
キャリアカウンセラーになることを
決意しました。
働いている人の悩みや不安を軽くして、
将来に希望を持ちながら働く人を増やしたい。
その強い思いはありましたが、
それを実現するためには、
何からやっていけば良いか当時は全く分かりませんでした。
ですので、
当時の私は、とにかくがむしゃらに
いろんな行動をしていました。
・カウンセラー資格の勉強。
・心理系の大学を調べて、実際に足を運んで講義に出席。
・独立起業セミナーや、資産形成のプロのセッションに参加。
・今までやったことがなかったボランティアに応募。
・お手本にしたいカウンセラーの方を訪問して相談。
まだまだ他にもありますが、
そんなことをしながら働く中で、
あるチャンスが巡ってきました。
それは当時、
開発職として働くのではなく、人に関わる仕事をしたい
という思いが強くなっていた時のことです。
ある友人から、
一人の転職エージェントの方を
ご紹介いただきました。
私は、
今この方に会えば何かを変えられるかも
という不思議な巡りあわせを感じ、
その方に連絡を取り相談してみました。
するとその方は、
私の話を丁寧に聴いてくれた後、
「キャリアアドバイザー職の求人があるが、
チャレンジしてみないか?
ただし、ITベンチャー企業なので
今より厳しい環境になると思うけど。」
と言うお話をもってきてくれました。
私は、
希望する仕事がいきなり目の前に現れたので
最初は少し躊躇しました。
ですが、
「ここで一歩踏み込めるかどうかで
自分の人生が変わる・・!」
という直観があったため、
「受けます!」、と即答しました。
ITベンチャー企業の選考フローは、
私の想像をはるかに超えて
非常にレベルの高いものでした。
私は、頭をフル回転させて課題を解き、
面接時の鋭い質問にも答え、
なんとか内定をいただいて
ITベンチャー企業への転職を
成功させることができました。
「はじめて自分で、
自分の仕事・生き方を選択できた・・」
そう思うと、こみ上げてくるものがあり、
私は内定を知った時会社にいたのですが、
工場内に積まれた段ボールの間に隠れて
人知れず感動にひたって泣きました。
(今思えば、とても怪しいですね笑)
ただ、その後結局は、
企業文化や仕事のやり方の違いにとまどい、
短い期間で退職することになりましたが。
ですが、
ITベンチャー企業で働けた経験は
私の人生の中で大きな財産になっています。
当時の私が、
「キャリアアップのために環境を変えたい!」
そう強く願ったからこそ、
当時の私に必要な人が現れて
私を導いてくれたのかなと感じています。
ですので、もしも今、
あなたに何か強い願いがあるのなら
きっとあなたに必要な人が、
目の前に現れるでしょう。
ただしそのためには、
自分から積極的に行動することが大切です。
強く思いながらも何も行動しなければ、
そのような出逢いはありません。
日々の、家と会社の往復の中には、
人生を変えてくれる出逢いはありませんからね。
そのような運命的な出逢いを信じて、
まずは小さくとも行動してみる。
その行動を積み重ねた先に、
チャンスが舞い込んでくると、
私は自身の経験からも、そう思っています。
それでは、今日も良い一日を!
就活相談をしていてうれしい瞬間
2021/11/20
こんにちは!
大阪市淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
最近は急に寒くなってきましたね。
私は血圧低めの人間なので、朝起きるのがつらい季節になってきました。
時間は確実に過ぎていきますが、
私は淡々とキャリアカウンセリングを行う日々を過ごしています。
最近では、
主に理系の大学院に通う学生さんから就活の相談を受ける機会が多くなってきました。
私自身、理系の研究室を出てメーカーで技術職として働いている経験があるため、
技術職として働くリアルを学生さんにお伝えしています。
また、私自身の転職経験や、
中途採用の面接経験にも興味を持っていただくこともあります。
自分の選択や生きてきた人生が、誰かの役に立てられると思うと、
本当にうれしいですね。
その中でも、カウンセリングをしている中で
私にとってさらにうれしい瞬間があります。
それはどんな時かと言うと、
学生さんの就活にかける本気度を感じられた瞬間です。
例えば、先日は学生さんからこんな言葉をいただきました。
「時間がもうないですが、もうひとつだけご相談いただきたいです!」
「小坂さんと話をする中で、自分の軸が言語化できたので、
今ここで自分のストーリーまで固めてしまいたいです!」
私はこの言葉を聞いた時、
その学生さんの就活に対する本気度が伝わってきましたし、
私を信じて頼ってくださっていることを感じられて、
胸が熱くなりました。
結局、所定の時間をかなり過ぎてしまいましたが、
納得のいくところまで話をすることができ、
最後にはその学生さんはスッキリした顔になっていました。
セッションを終えた後、
私はこういう瞬間に立ち会うことができて幸せだなぁと、
しみじみその感動に浸っていました。
私自身、平日は研究開発の仕事をしているので、
会社から帰って疲れた頭と体でカウンセリングをお受けすることもあるのですが、
こういうことがあると、仕事の疲れも一瞬で吹き飛びますね!
「素直に真剣に、人生に向き合っている人の味方になりたい。」
という私の気持ちは本物なのだと、
改めて確認することにもなりました。
これからも、
自分が人生の中で何を成したいのかを考えて、
全力で関わった人の力になろうと決意を新たにしました。
今日はここまでです!
アリとキリギリスの話に思うこと
2021/11/13
おはようございます!
大阪市淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
今日は、アリとキリギリスの話から思うことについて書きます。
あなたは、
アリとキリギリスの寓話を知っていますか?
有名なイソップ寓話なので、
もしかしたら知っているかもしれませんね。
はじめに、
簡単にどんな話かをまとめてみます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あるところに、アリとキリギリスがいました。
夏の間、キリギリスはバイオリンを弾き、
歌を歌って過ごしていました。
その一方で、アリは来たる冬のために
食料を一生懸命家に運んでいました。
キリギリスは、
「食料をわざわざ運ばなくても、
たくさんあるじゃないか。
もっと今を楽しめばいいのに。」
とアリをからかっていました。
一方アリは、
「今は食べ物がたくさんあるけど、
冬になるとなくなってしまうよ」
と答えました。
やがて秋になっても、
キリギリスは遊んで暮らしていましたが、
アリは淡々と準備をしていました。
そして、とうとう冬がやってきました。
キリギリスは食料を探すものの、
周りには何もありません。
お腹がぺこぺこのキリギリスは、
アリのことを思い出し、
食べ物を分けてもらおうと
アリのところへ行きました。
ところがアリは、
「あなたは夏は歌っていたのだから、
冬は踊ったらどうですか?」
と言って取りあってくれませんでした。
そして、
アリは冬を乗り越えることができましたが、
キリギリスは凍えて死んでしまいました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後のシーンは
何種かのバリエーションがあるようですが、
私が知っているのはこのパターンですね。
このお話を聞いてみて、
あなたはどう感じましたか?
そしてその上で、
この質問をしてみたいと思います。
「アリとキリギリス、
あなたはどちらがいいですか?」
・・・
こう聞かれると、多くの方は、
アリの方がいいと答えると思います。
キリギリスは、今を楽しむことに夢中で、
将来に備えて準備をしていませんでした。
一方で、アリは着実に準備をしていたから、
厳しい冬を乗り越えることができました。
確かに、このお話の流れだと、
なんとなくアリの方がいいのかなーと
思われるかもしれません。
ですが、私の回答は違います。
私だったら、こう答えます。
「アリのようにしっかり準備をしつつ、
キリギリスのように今を楽しんで生きたい!
つまり、どっちもいいとこ取りをしたい!」
・・・
そ、そんなのアリか〜!!
(アリだけに)
と思われたかもしれませんね。
でも、
アリかキリギリスかと聞かれると、
どちらかしかないと思ってしまいますが、
このように考えたっていいわけです。
ですが、
コツコツと準備もしながら今を楽しむなんて
両立できるのかなと思われる方もいるかと思います。
これは確かに難しそうですよね。
ですが、
あるポイントをおさえると、
これが実現可能になります。
そのポイントとは、
みんなで協力する、ということです。
具体的には、こういうことです。
アリは、
せっせと食べ物をため込みます。
キリギリスは、
いろんな楽しいことをアリに教えてあげます。
カマキリは、
草を切って冬を乗り越える家をつくります。
トンボは、
飛んで周りに食べ物がないか探します。
・・・
このように、
みんなが得意なことを活かして
みんなで分担することです。
1人で全てのことをやれるほど、
私たちは万能ではありません。
そこをしっかりと理解した上で
みんなで協力できれば、
誰もつらい思いをすることなく
みんなで豊かに暮らせるのです。
今日は、
アリとキリギリスの話に思うこと
というテーマでお話をしました。
将来のために準備をしつつ、
今を楽しみながら生きることはできます。
ただし、そのためには、
自分の力だけに頼るのではなく、
周囲の方と協力することがとても大切です。
私がセッションの中でもお話ししている、
「人生は、個人戦ではなく団体戦」ということですね。
この考え方は、キャリア形成の観点からも非常に重要な考え方です。
私自身の経験からも、
自分の力だけでは未経験からITベンチャーへの転職は
絶対にできなかったと感じています。
周囲の方の協力を得られたおかげで、
不可能を可能にすることができるんですね。
個の力に頼りすぎることなく、
みんなで一緒に、
豊かな人生を共有していきましょう!
今日はここまでです!
理想の未来を手に入れるために
2021/11/06
おはようございます!
大阪市淀川区を拠点に活動している、
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。
今日は、
理想の未来を手に入れるために、
というテーマでお話をします。
私が日々、
働く方のお悩みをお聴きする中で、
このようなお話をされることがよくあります。
「新卒で今の会社に入社して長く働いてきましたが、
同じようなことを繰り返しているだけのように思えて、
ずっとこのままの生活が続いていくと思うと、
自分の未来に絶望してしまうんです。」
今の環境を何とかして変えたい。
そうでなければ、自分の未来に絶望してしまう。
けれども、何から始めたらいいかわからない。
そのようなお悩みをかかえる方が増えているように思います。
私は、私のカウンセリングセッションの中でもお話していますが、
自分の理想とする未来に向けて、
自分の人生を自分の意志で選択して生きていくことの
重要性を伝えています。
ですが実際に、
自分の理想の人生を思い描き、
そこに向けて自分の意志で努力を重ねることは、
思いのほか難しいと私は思います。
例えば、資格の勉強をしようと思っていたのに、
ついついSNSやYoutubeなどを見てしまい、
やろうと思っていたことが手につかなかった、
という経験はありませんか?
気を抜くとつい怠けてしまったり、
甘えてしまったりする自分を
律していくことは難しいですよね。
ですがそんな方にこそ、意識してみてもらいたい、
理想とする未来を手に入れるための、
大切な考え方・行動指針があります。
それは
未来の自分ならどう行動するか?
という基準に照らし合わせて、今の行動を選択することです。
それはつまり、
今の自分だったら普通はやらないだろうな、
と思う選択をとってみる、
ということでもあります。
例えば、このようなことで。
・休日はゲームをして時間をつぶしているけど、
今日は読書でもしてみようか。
・普段子供と過ごす時間をとれていないから、
今日は仕事を早く切り上げて子供と遊んであげようか。
例えば、私の場合だとこのような感じです。
仕事で疲れてへとへとで帰った時に、
働き方に関して今すぐ相談したいという
メールが入っていたとします。
このような時、
おそらく過去の私なら、
今日は仕事で疲れているので、
後日で日程調整しようとするでしょう。
ですがもし、
私が将来はたらくひとの味方になる
キャリアカウンセラーになるなら、
今ここで悩んでいる人の都合を
無視するでしょうか?
そのように考えると、
たとえしんどくてもその人の話を
真剣に聴いてあげようという
スイッチが入るのです。
私は、自分に甘えが出てきそうになった時には、
理想とする自分が取りそうな選択をするようにしています。
このように、
未来の自分がどうありたいか
未来の自分はどう行動するだろうか
という視点を持つことによって
現在のあなたの行動が少しずつ変わってきます。
そしてその行動が積み重ねていった結果、
理想とする未来を手に入れることができるのです。
理想とする未来を描いたとしても
行動や選択が今と同じままだと、
一生その未来に近づくことはありません。
なぜなら、未来は現在の延長線上にあるからです。
ただし、
いきなり大胆に自分を変えようとする
必要はありませんよ。
急に大きく自分を変えようとすると、
体や心に負担がかかってしまい、
すぐに息切れしてしまいます。
そうではなくて
ゆっくり時間をかけて、
着実に小さな変化を積み重ねることが、
理想とする未来に近づく近道なのです。
今のうちからコツコツと、
自分をの行動を小さく変えて、
大きく未来を変えていきましょう!
今日はここまでです!